鉄筋工の主な仕事

鉄筋のイメージ

鉄筋工は、建物の骨組みとなる「鉄筋」を組み立てる仕事です。
設計図から鉄筋の配置関係を把握し、資材を図面通りに組み立て、建物の強度や安全性を高める重要な役割を担っています。

鉄筋工が行なう実際の作業工程にはさまざまなものがあります。
その一例を下記にご紹介いたしますので、ご覧いただき少しでもイメージしてもらえれば幸いです。

配筋、段取り

鉄筋職人が丁寧に加工した鉄筋を、施工図に沿って取り付けていく作業です。配筋や段取りをスムーズに行なうには、経験を持つ熟練職人による指示が必須です。

配筋
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嵌合(かんごう)

組み立ての際に鉄筋同士を繋げる作業です。スリーブ状のカプラーと接着剤を使用して繋ぐ、機械式継手と呼ばれる工法がその一例です。

嵌合
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結束

図面を見ながら、針金で鉄筋をかご状に編んでいくのが「結束」作業です。素早い手さばきで美しい出来栄えに仕上げる「熟練の技」を習得するのは簡単なことではありませんが、奥深い技術職としての面白さを実感できる部分でもあります。

施工シーン1
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自主検査

鉄筋は最終的にコンクリートで隠れてしまう部分。だからこそ一切妥協せず、隅々まで入念に検査し、安全性を確保します。

自主検査